マウントオプションを「defaults,noatime,data=writeback」にするのが性能面で良さそうです。ただし、ジャーナルモードを data=writeback にするのはリスクを伴うので、使いどころを選ぶ必要がありそうです。
参考: Linux チューニング – Ext3 のパフォーマンスを最大化させる – drk7jp
noatime については古くから使われてきたテクニックなので、比較的リスクが少なそうですね。
Oracle Databaseのパフォーマンスチューニングのテクニックとしても普通に使われているようです。
参考: Oracle9i for Linuxを使いこなす技 ― チューニング編 ―:ミラクル・リナックス
noatimeというのは”ファイルのアクセス日時を記録しない”という動きをさせるものなので、それでパフォーマンスが向上するわけですね。ただし、アクセス日時をチェックして何かしているアプリケーションがあると問題が出る場合があると。
relatimeについて
最近のディストリビューションはrelatimeというオプションが有効になっているのでnoatimeにはしなくてイイ的な記事がありました。
参考: 最新のFedoraとUbuntuではrelatimeもnoatimeもいらない? – 科学と非科学の迷宮
relatimeは、noatimeにはしないんだけど、アクセス日時を必要以上に更新しないというオプションです。noatimeで問題が出てしまうアプリケーションに考慮して作られたオプションなようで、できればrelatimeを使っていきたいところです。
ただし、これが使えるようになったのは kernel 2.6.20以降のようです。
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